こんなお悩みありませんか?
・見られるYouTube台本ってどう書けばいいの?
・再生回数が伸びる台本のコツって?
・最後まで動画を見てもらいたい!
この記事では、ビジネス系YouTubeとして数多くの実績を挙げている「イングリッシュおさるさん」の台本を分析した結果わかった”台本の型”を紹介します。
・元教員 /現在 株式会社LEC代表
・英検1級/6ヶ月でTOEIC280→970
・英語系YouTuber登録者数43万人(1年以内に登録者10万人達成)
・2020年4月起業→2021年2月に月収3.6億達成
・起業開始2年以内に累計売上9億達成
最短ルートで試聴維持率の高い動画を作っていきましょ〜!
イングリッシュおさるの台本の全体構成
大枠は、オープニング・本編・エンディングの3部構成になっています。
【オープニング】
・自己紹介
・動画の概要
・動画のタイトル回収
・PASTORフォーミュラー※
【本編】
・インパクトのある結論
・理由
・具体例
・結論
【エンディング】
・伝えたい思いやメッセージ
・まとめ
・LINE登録促し
・締めの挨拶
※PASTORフォーミュラーって何!?と思った方も大丈夫です!
こちらについては後ほど説明します。
それではそれぞれの構成を詳しく見ていきましょう!
イングリッシュおさるの台本構成の型【オープニング】
(YouTube :「【最短最速】中1英語完全攻略【永久保存版】」より抜粋)
おさるさんの動画は、開始5分で、視聴者を惹きつけて、最後まで見させる工夫が
ふんだんに盛り込まれています。
おさるさんがどのように興味付けしているか分析してみましょう。
自己紹介
おさるさんの自己紹介、わずか1〜2秒で終わりました(笑)
冒頭から、視聴者を飽きさせない工夫が徹底されています。
これだけだと、イングリッシュおさるさんの動画を初めて見た人は、どんな人なのかがわからないですよね。そのため、画面の左上に、実績を含めた自己紹介画像が画面上に表示されています。
動画の内容
冒頭から動画の概要を簡潔に伝えているのですが、
質問に対する視聴者の予想をいい意味で裏切ることで、興味づけをしています。
人が話を聞くか聞かないかは、興味付けしているかどうかで決まります。
まずはここでグッと視聴者の興味を惹きつけることで「最後まで話を聞いてみよう!」という状態を作り出しています。
タイトル回収
ここで、冒頭に感じていた疑問に共感し、心の声を代弁してくれています。
視聴者の悩み
英語勉強を始めたばかりで、リスニング発音向上法より前の基礎でつまづいている
どんな方法で勉強を進めたらいいかわからない
視聴者が動画を見る理由
今日は「英語学習を始めたばかりの人が一番最初に学ぶべき中学英語」この中学英語は理解できないという問題を放置 しておくと英会話リスニング発音を鍛えても効果が全くない、それどころか皆さんの貴重な学習 時間を全て無駄にしてしまうことになります。でも安心してください。
今日の動画で中学英語を9割以上完璧に理解することができます!
PASTORフォーミュラー
PASTORフォーミュラーとは?
セールスを効果的に行うための文章の型です。
下記の6つの項目の頭文字をとって、PASTORフォーミュラーといいます。
Problem:視聴者が持つ悩み・理想の姿に共感し、代弁する
Amplify:悩みや問題を放置した結果を具体的に伝える
Solution:解決策に具体性を持たせて信頼度を上げる
Trasnformation with testimony:画期的な変化と照明
Offer:途中離脱する人を取りこぼさないように一度行動を促す
Response:問題解決をする未来を提示する
YouTubeのオープニングで上記の内容を凝縮して伝えることで、視聴者は、「この動画は私に撮って最後まで見る価値がある動画だ」と思ってくれます。
ではおさるさんの台本を分解していきます!
Problem:問題・悩み (Pain:痛み)
視聴者が感じている心の声を代わりにおさるさんが言葉にしてくれることで
まさにそこに悩んでいたのです〜!と共感を生んでいます。
Amplify:悩みを放置したら起きる問題
勉強時間を「全て」無駄に〜!?と驚いてしまいますよね。
このように問題の重大さを提示しています。
しかも、この方法をやめていなかったらこうなっていた、という最悪の未来を伝えることで「まずい、現状のままだと私もおさるさんのいうような未来が待っているのか…!?」と示唆しています。
Solution:解決
今日紹介する動画を見るだけで
「中学英語を9割以上完璧に理解できる」「短期間で英語が上達できる」
具体的な行動を提示しています。
Trasnformation with testimony:変革と証明
イングリッシュおさるさんの実績だけではなく、受講生さんも同じやり方をして結果がでたことを伝えることで、再現性の高さや信憑性が高まります。
Offer Response:オファーと行動を促す
視聴者にとってほしいアクションをしっかりと伝えていますが、本題に集中できるように、ダラダラとは伝えず、簡潔に話しています!
イングリッシュおさるの台本構成の型<本題>
おさるさんのYouTube台本では、本題で、「PREP法」を使っています。
PREP法とは、わかりやすい説明の構成を作るためのモデルです。
「結論・理由・具体例・結論」から成り、それぞれの頭文字をとってPREPの法則と呼ばれています。
PREPの法則
・結論(Point)…話の要点となる結論・主張
・理由(Reason)…結論の理由・根拠
・具体例(Example)…理由を裏付け・説得力を持たせるための例・データ・状況
・結論(Point)…話の要点となる結論・主張
→メリット:視聴者に話がわかりやすく伝わる!説得力が増す!
【本題の構成】
P(結論)+インサイト | リスニングを高めたいなら、一般的にはシャドーイングが大事って言われてるけど、実は正しい発音練習が大事だ |
R(理由) | あなたが思っている音と実際の音に差があるから |
E(具体例) | I’m going to make a lot of hand gesturesを アイムゴーイングトゥーメイクアロットオブハンドジェスチャーズ と思っていたら、何回聞いても正しく聞き取れない |
P(結論) | だから、正しい発音練習が大事だ |
結論+インサイト
「シャドーイングでしょ!」
と答えてしまった人 これでは英語が聞こえるようにはなりません
「でもおさるさんも、シャドーイングが良いって、前の動画で言ってたよね」 という人もいるかもしれません。
確かに最終的にシャドーイングで英語を聞くことは必要です
理由
これも実は根拠があります。
例えば、英語が聞こえない理由は何度も英語を聞いていないからではなく あなたの思っている音と、実際の音に差がある 実はシャドーイングで英語を聞いている時に リスニング力が上がっているのではなく 実際の音に自分の発音を合わせようとしている時に 英語が聞こえるようになっている という理由があるからです
どういうことかというと 英語が聞こえない理由は 英語を聞きなれていないからではなく あなたの思っている音と実際の音に差があるからなんです
具体例
例えば、さっきの英語で I’m going to make a lot of hand gestures アイムゴーイングトゥーメイクアロットオブハンドジェスチャーズ と思っていたら
何回 I’m going to make a lot of hand gestures. と聞いても絶対に聞き取ることはできないですよね
だからこそ自分で発音をして あなたの思っている音と実際の音との差を 埋めなきゃいけないんです
(そして)これは衝撃の事実だと思うんですけど シャドーイングを何回もすることがというのは実は 英語を聞いている時に 英語が聞き取れるようになっているわけではなく 英語を自分が発音をして 実際の音に近づけようとしているから聞こえるようになるんですね
「じゃあ結果シャドーイングすればいいじゃん」 と思った方。ちょっと待ってください シャドーイングは特に初心者の方には 効果が低いので注意が必要です(というかできない) 少し考えればわかります
シャドーイングは正しい発音ができている前提で そこで英語を聞いて 音声に遅れて発音することを繰り返すことで リスニング力が上がるわけです
つまり発音の仕方がわからない初心者が いくらシャドーイングをしようとしても (そもそも)英語を遅れて発音することすらできないですよね (ましてや)早いリスニングについていけなくて発音どころではありません
もう1度言います!! シャドーイングは発音の仕方がわからないまましても 効果はゼロです。
結論
じゃあどうするか?? まず正しい発音練習をして あなたの思っている音と実際の音の差を 埋める必要があります
これをするだけで みんなが今までしていた 英語を聞いてなんとなく発音していくより 10倍以上早く英語が聞こえるようになります
(ワーク省略)
僕がいっとたおおりに画面越しにしてくれた人は 100%聞き取れたはずです
今身をもって正しいリスニング向上法がわかったと思います
まずは正しい発音を言えるようにすることが 本物のリスニング向上法です。
イングリッシュおさるの台本構成の型【エンディング】
【エンディングの構成】
想いを伝える | 初めてみた人もそうでもない人も このおさるの仮面を被った人 「ああしろ!こうしろ!」ってきびしいんだよな! って思った人もいるかもしれません。 僕はあえて厳しくします。 なぜなら僕はみんなの英語力をあげることにしか興味がないから。 今この瞬間この動画をみている。 それ自体が本当にすごいことなんだよね。 いつも僕についてきてくれてありがとう。 |
LINE&チャンネル登録へ誘導 | 超短期間、超効率で あなたの求める英語力を手に入れて 「なりたい自分」を実現したいのであれば この動画下の概要欄から登録しておいてください |
復習 | 今回は一瞬でリスニング力を爆発させる最強の方法を紹介。 リスニング力を上げたいなら 英語を聞くことではなく 英語を正しく発音することが大事。 |
挨拶 | 今回も最後までみてくれて本当にありがとうございました |
想いを伝える
いつも動画をみてくれるみなさん本当に感謝しています
初めてみた人もそうでもない人も このおさるの仮面を被った人 「ああしろ!こうしろ!」ってきびしいんだよな! って思った人もいるかもしれませんww
(そして)こうも思ってるでしょう!
「もっと自由にがくしゅうさせてほしいなぁ」って
わかってます
でも自由にさせるって言いかえると放っておくことにもなる
(だから)僕はある程度の厳しさって必要だと思う
だって人間は弱い生き物だから
言われないとどうしても甘えちゃうから 少し厳しくしてみんなが英語ができるようになるなら 僕はあえて厳しくします
なぜなら僕はみんなの英語力をあげることにしか興味がないから
YouTubeで1人くらい英語を教えるそういう厳し人がいてもいいよね
でも普通だったらゆっくり動画を見たいですよねwww
(なのに)いつもワークをさせられてwww すいません(笑)
YouTubeには他にも面白い動画がたくさんある中
今この瞬間この動画をみている それ自体が本当にすごいことなんだよね
いつも僕についてきてくれてありがとう
もしこの動画が少しでもみなさんの役に立ったのであれば 寝る間を惜しんでこの動画を作った買いがありました
これからもよろしくお願いします
おさるさんのメッセージ、染みますよね…
自分が発信している想いや背景を視聴者さんへの感謝を伝えることで、発信者に興味を持たせていることがわかります。
LINE公式&チャンネル登録誘導
最後まで見させる工夫として、復習やまとめの前に、サクッとお知らせを挟んでいます。
YouTube動画は、あくまで自分を知ってもらうための手段なので、より自分に深く興味をもってもらうために、LINE公式アカウントやチャンネル登録への行動を促しています。
まとめ復習
締めの挨拶
終わりの挨拶をサクッとして、終了です♪
【まとめ】おさるさんの定番型を真似して、見られる動画台本を作ろう
今回は、たった1年で月3.6億を達成させた、イングリッシュおさるさんのYouTube台本の型を分析していきました!
ゼロから台本を書くのは絶望的だけど、型を知っていたら、簡単に自分でも書けそうですよね♪
おさるさんの型を参考に、視聴者を惹きつけ、最後まで見てもらえる動画台本をつくってみましょう。
①オープニング
・自己紹介
・動画の内容
・動画のタイトル回収
・PASTORフォーミュラー
➁本題
・インパクトがある結論
・理由
・具体例
・結論
③エンディング
・想い
・復習
・LINE公式誘導
・締めのあいさつ
最後までブログをお読みいただきありがとうございました♪